Scalablyのeスポーツ事業「JACK IT」、インドネシアで教育革命を牽引:現地メディアが注目

2025年6月3日、東京 – Scalably株式会社(本社:東京都、代表取締役:山本 純矢)は、eスポーツを活用した教育イノベーション事業「JACK IT」がインドネシア市場でパートナーとともに進める事業が、インドネシアの有力メディア「マラン・タイムズ」に取り上げられたことを発表します。この取り組みは、マラン国立イスラム大学(UINマラン)およびポンドック・ペサントレン・バフル・マグフィロとの連携を通じて、インドネシア初のペサントレン(イスラム寄宿学校)ベースのAIラーニングラボにeスポーツカリキュラムを提供し、若者のデジタルスキル向上に貢献しています。
「JACK IT」が切り開く新しい教育の形
「JACK IT」は、eスポーツを単なる競技やエンターテインメントではなく、クリエイティブな学習ツールとして再定義するScalablyのフラッグシッププロジェクトです。インドネシア・マランのAIラーニングラボでは、Scalablyが開発したeスポーツカリキュラムが導入され、中学生から高校生までの500人以上の生徒が、ゲームを通じてプログラミング、チームワーク、問題解決スキルを学んでいます。このカリキュラムは、UINマランの情報工学プログラムの学術的支援を受け、デジタル倫理やAIリテラシーと融合した独自の教育体験を提供しています。
マラン・タイムズは、「ペサントレンが宗教教育の場を超え、技術革新の中心地となることを証明する」と評し、「JACK IT」の革新的なアプローチを高く評価しました。Scalablyの代表)は、次のようにコメントしています:
「eスポーツは、若者の情熱と技術を結びつける架け橋です。『JACK IT』を通じて、インドネシアの若者がグローバルなデジタル経済で活躍するためのスキルを身につけ、彼らの未来を切り開く手助けをしたいと考えています。」
なぜインドネシアなのか?
インドネシアは、人口2億7,000万人以上を擁し、若年層が急増するダイナミックな市場です。しかし、デジタル教育の機会は都市部に偏在し、地方や伝統的な教育機関ではアクセスが限られています。Scalablyは、水平思考を駆使し、eスポーツの普遍的な魅力とペサントレンの文化的影響力を組み合わせることで、このギャップを埋める戦略を構築しました。
「JACK IT」は、ゲームが持つエンゲージメント力を活用し、若者を教育の場に引き込みます。eスポーツを通じて、生徒たちは競争の中で協力を学び、失敗から立ち直るレジリエンスを養います。これにより、従来の教育ではカバーしきれなかったソフトスキルとテクニカルスキルの両方を育成します。
現地でのインパクトと今後の展望
マランのAIラーニングラボは、25台の高性能コンピューターを備え、デジタルマーケティングやスマートファーミングなど幅広い科目をカバーしています。「JACK IT」のeスポーツカリキュラムは、生徒たちの学習意欲を高め、デジタルリテラシーの向上に顕著な成果を上げています。現地パートナーであるUINマランは、2025年までに10地域で同様のラボを展開する計画を発表しており、Scalablyは引き続き技術支援とカリキュラム開発で協力します。
さらに、Scalablyは「JACK IT」を東南アジア全域、さらにはグローバル市場に展開するビジョンを持っています。インドネシアでの成功を足がかりに、フィリピン、タイ、ベトナムなど、eスポーツ市場が急成長する地域での展開を計画しています。
(取材記事 https://malang.times.co.id/news/pendidikan/gzPq4RQIc/Kolaborasi-JEN-UIN-Malang-dan-PP-Bahrul-Maghfiroh-Hasilkan-Jaring-Digilab-dan-Mobile-Lab-AI-Apa-Itu)